2021-04-07 第204回国会 参議院 決算委員会 第2号
○西田昌司君 まあ、そういうことで、長い間、黒田バズーカされているんですがね。 私は、黒田総裁の金融緩和、異次元の緩和、これはこれで私はある種意味があったと思っています。問題は、せっかく、そうしていたら、本当はその資金需要が増えてどんどん出してくれるということですよ。
○西田昌司君 まあ、そういうことで、長い間、黒田バズーカされているんですがね。 私は、黒田総裁の金融緩和、異次元の緩和、これはこれで私はある種意味があったと思っています。問題は、せっかく、そうしていたら、本当はその資金需要が増えてどんどん出してくれるということですよ。
しかしながら、異次元緩和、黒田バズーカと呼ばれて当初かなり衝撃を呼びました金融政策も、御承知のとおり、期待された物価上昇を呼び込むことはなく、ここのところ見て、数年にわたって記者会見でのお言葉などを聞いておりますと、一九九八年から二〇一三年まで続いたデフレマインドが残っている、それが影響を与えていると。
したがって、二%の物価目標を達成をするためにその枠組みは維持しつつ中身を見直すと言われても、またか、こういう感じを、それは、微妙な操作、違いというものによってビジネスは変わってきますから、市場関係者はかなり固唾をのんで見守っているというふうに思いますけれども、多くの国民からすると、あのときに、黒田バズーカと言われて、異次元の金融緩和だ、二年で二%だということで期待をしながら、総裁も二期目を迎えられて
この黒田バズーカによっていわゆるゼロ金利政策、これが長らく続けられてきています。私自身は、当初、アベノミクスでこの金融の異次元の緩和、さらには財政の機動的な財政出動、そのことによって民間企業が成長戦略で投資をしていくと、この三本の矢について非常に期待をしていたわけです。 ところが、現実問題は、日銀はそういう意味ではよくやったと思っています。
きょうもお話がございましたけれども、二〇一三年に日銀がいわゆる異次元緩和、黒田総裁が異次元緩和ということで、黒田バズーカと言われましたけれども、脱デフレにチャレンジを始められてから既に七年が経過しております。 思い起こしますと、あの当時、非常に衝撃を与えて、マスコミにもたびたび黒田総裁のお言葉が、いろいろ紙面をにぎわした。
今までは日銀が、異次元緩和にしろ黒田バズーカと言われた量的緩和にしろ、主観としてどういう目的で行っているかという建前を各マスコミも尊重してきましたし、当委員会でも黒田総裁がおっしゃったデフレマインドの払拭ということを前提とした質疑が行われてきた、そういう流れもあったと思います。
そのことはなぜかというと、これも財金委員会で言っていますが、そもそも今アベノミクスの下で黒田バズーカと言われたこの異次元の金融緩和をされましたよ。で、四百兆円を超えるだけの国債買われましたね。昔でしたら、総理、これ金本位制でしたらできませんよ。金貨、正貨を持っていないと通貨発行できませんからね。ところが、今は金本位制じゃなくなっているんですよ。これ百年前からなくなっているんですよ、実際もう。
黒田バズーカなどと呼ばれる大胆な金融緩和政策を考えますと、確かにうなずけるところではないかと思いました。 ここで、中村豊明さんについてお聞きしたいと思います。中村豊明さんは金融引締めのタカ派か、金融緩和のハト派か、どちらでしょうか。
で、黒田バズーカによって八十兆円まで行きました。この山の一番高いところが八十兆円なんですね。ところが、例のイールドカーブコントロールというやつで、そこから山がだんだんだんだん下がってきちゃっておむすび型になっちゃって、今現在どれくらいかというと、十三・九兆円ですよ。八十キロで走っていたのが十四キロのスピードになっちゃったということなんですね。
だから、それがまさに黒田総裁の力で、アベノミクス、この黒田バズーカと言われましたけれども、長短金利、イールドカーブコントロールという、私たちも初めて聞きましたけれども、見事に下に、幾ら国債残高が増えても、どんどんゼロ金利と言われるぐらいに低くしているわけです。 つまり、金融政策でできることは、金融ではかなりのことができます。
黒田バズーカ第二弾、これで八十兆に引き上げたわけであります。 ところが、YCCを導入するようになってどんどん下がってきて、今三十兆円台。例えてみれば、八十キロまでスピードを出したのを三十キロまで減速をしてしまっているという状況ですよ。これがずっと続くわけでしょう、もうYCCを変えるという話は出ていないわけですからね。
今言われたリスクプレミアムでも、幾つかの指標があるという話で、それは幾つかの指標を見ながらやっておられるわけですけれども、何か、黒田バズーカと言われるようなものでどんどんやっていけば一時的にはおさまるけれども、またリスクプレミアムが上がっていく。またそれを大量に買い入れて、またしばらくすると上がっていく。
その直前に、黒田バズーカ第二弾、量的・質的金融緩和の拡大というのをやるんですね。安倍総理が景気悪化を相当心配をして延期を発表した、そこからこの長期国債の残高も増えていくんですよ。伸び率については、マネタリーベースについてはもうずっと一貫して低下傾向であります。 そして、二〇一六年六月、再び安倍総理が参議院選の直前に税率の引上げ時期の変更、再延期というのを発表をされます。
だから、そういうことも含めて考えなければいけないのは、やっぱりこれは、いわゆる危機的な今日本のデフレ状況だからあえて黒田バズーカでこういうことをされているわけで、将来的にはやっぱりこれを戻していかなきゃならないわけですよね。そのときに、出口というよりも、そのしっかり出口が見えるようにするためにも、今言っているように、財政側の長期的な計画を示すことによって民間企業がお金をたくさん出していくと。
しかも、この一年間は円安だったわけです、黒田効果もあって、日本銀行の黒田バズーカで。 ここまで来ると、百五円という水準が一年間続くというのは、やはり日本経済にとってよいことではないという危機感はお持ちではないですか、こういうことなんです。水準のことは言いませんけれども、この傾向は、経済産業省としては、もうちょっと危機感を持たれた方がいいと思いますが、いかがでしょうか。
黒田バズーカというのを、黒田総裁、聞いたことありますか。その黒田バズーカと言われているこのようなサプライズ的なやり方というのは、私は、金融政策としてはありかもしれないけれども、逆に中央銀行がやるとすれば非常にこれは決断が必要だと思うんですけれども、黒田総裁はバズーカと言われることについて御自身どう思われています。
そこに対して、これまで三年間、最初の方はアベノミクス、特に黒田バズーカに対して賛成の人が多かったんですが、だんだん日銀の関係者たちもちょっと危ないねと、こういった意見が、翁教授であったり岩田一政元副総裁が出てきていると。
麻生大臣、これ通告していないんですけれども、市場では、第三弾、第四弾の黒田バズーカがあるんではないかということを期待しながら、手招きをして、あるいは注視をしているお金をいっぱい持っている皆さん方がいらっしゃいます。黒田さんが何か政策を打てば、そのタイミングを計って、いろいろお金を動かして利ざやを稼ごうとされる動きもあるということは重々御承知だというふうに思います。
その上で、今は黒田バズーカと言われる第三弾を放たれて、何とか物価上昇率二%を達成しようというふうにしておられるんですけれども、総裁、物価上昇率二%の達成時期は、今現在はいつだというふうに想定しておられますか。
金融政策により円安や株高を装い、景気回復を演出するにすぎないアベノミクス及び黒田バズーカなどという金融緩和政策は、国民に重大な負担を負わせる懸念が高まってきたわけでありまして、早急に改めることを求めて、本日の質問を終わります。